2020/09/18
エアコンの進化と空気清浄機能について
近年のエアコンは、「温度」「湿度」「清浄」と
室内の空気の3つのコンディショニングを果たすようになり
まさにエアコンディショナーという名にふさわしい存在になりつつあります。
エアコンが登場したのは1950年代のこと。
しかし、そのころのエアコンはただ温度を上げたり下げたりするだけで
空気中に浮遊する目に見えない物質を取り除く機能はまだありません。
しかし、空気中にはアレルギーを起こす物質をはじめ、ウイルスやカビなどの
身体にとって良くないものも漂っていて、それらを取り除いて空気を清浄に保つために
エアコンの登場から遅れること約10年、空気清浄機が誕生しました。
■空気清浄機の仕組み
空気清浄機は、いわば空気のろ過装置です。
何種類かのフィルターを空気が通過する間に、不要な物質を取り除く仕組みとなっています。
空気清浄機に空気が取り込まれると、まずプレフィルターのところで大きなホコリをとらえ
次の静電集塵フィルターでは、小さな塵やホコリをとらえます。
静電集塵フィルターでは、小さなホコリや塵はプラスに帯電し
マイナスに帯電している集塵フィルターに吸い寄せられる仕組みになっています。
そして、さらに小さなニオイの分子などは脱臭フィルターで取り除きます。
最近になって、このフィルターには光触媒を使用することが多くなりました。
この光触媒によって、これまでの空気清浄機で取り除けなかった有害な物質を
99%以上取り除くことができるようになっています。
■光触媒とは?
光触媒反応とは、大きく2つの減少があります。
まず、酸化チタンという物質が、紫外線などの光を吸収したときにおこる現象で
表面についている有機物(汚れ・細菌・カビ・ウイルスなど)を二酸化炭素と水に分解します。
また、超親水化(ちょうしんすいか)といって、水に馴染みやすくなる現象もあります。
この現象は1967年に、当時東京大学の大学院生だった藤嶋昭博士(ふじしまあきら)と
指導教官の本多健一博士(ほんだけんいち)によって博士発見され、「ホンダ・フジシマ効果」として
イギリスの科学雑誌「ネイチャー」に発表されて世界中に知られるようになりました。
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