SCROLL
PAGE TOP

NEWS

お知らせ

2020/10/20

窓の機能を考える~冬は断熱・夏は遮熱を~

省エネ住宅を作るときのポイントは、熱の出入り口をどう抑えるかということがポイントです。
冬は窓から48%以上の熱が逃げ、夏は71%以上の熱は入ってくるといわれています。
一般家庭で消費するエネルギーのうち、暖房は29%、冷房が2%といわれていて
全体でみると、約3割を冷暖房エネルギーが占めていることになります。
しかし、先に述べた通り、夏と冬で熱の出入りが相当におこなわれ
空調のエネルギー損失もけっして少ないとは言えません。
間取りを考える際には、熱の出入りをできるだけ抑えて、断熱効果の高い構造にすると
冷暖房エネルギーの削減効果が表れてきます。
具体的な方法としては、天井や壁、床、そして窓から熱を伝えにくくする「断熱化」や
空気の流れによって熱が逃げるのを防ぐ「気密化」という2つのアプローチがあります。
とくに、断熱化では、窓の熱をどうするかが重要なポイントです。
夏と冬の熱の出入りをおさえるためには、次のような方法があります。

【窓を複層ガラスにする】
複層ガラスには、断熱性能と遮熱性能に優れたLow-E複層ガラス(エコガラス)があります。
2枚のガラスのあいだに「中空層」と呼ばれる6㎜ほどの空気層があり
この中空層が放射熱の移動を低減させる役割を持っています。

【ガラスに特殊金属膜をコーティングする】
外に面するガラスの内側に、特殊金属膜をコーティングすることで
可視光線(目に見える光)だけを通し、紫外線や熱を伝える赤外線は通さない遮熱効果を発揮します。
最後に、窓がどの方向に面しているかも重要で、それぞれに配置された窓に合う対策をご検討ください。

ガラスフィルムコーティングの施工・販売に関することなら“CLOWN(クラウン)”へ!
お問い合わせはこちらから

窓の機能を考える~冬は断熱・夏は遮熱を~
窓の機能を考える~冬は断熱・夏は遮熱を~